Walkman A, S and Z Series Debut!

　本日09/13(Tue) 13時より、Walkman A860、S760、そしてZ1000シリーズが発表されました。

 

　まず、A860シリーズは従来のA Seriesを置き換える形で、ハイブリッドオペレーション(タッチパネルと物理キーでの操作)を持っている点からも、実質Xシリーズの後継機種としての登場です。容量はA865が16GB、A866が32GB、A867が64GBと、A840/A850シリーズと同じです。

 

　A860で最も大きなポイントになるのが、従来のS-Masterが進化したS-Master MXフルデジタルアンプでしょう。こいつはここに詳細が載っていますが、プロセスを少なくした上で(S-Master PROで採用されている)パルスハイトボリュームと電源部の強化をしている点が大きな特徴でしょう。

　X1000をお持ちの方も、A840/A850をお持ちの方も、音質にこだわりがあるならとりあえず買ってみるというのは悪くなさそうですね。

 

　他にもBluetoothを搭載していたり、もちろんFMラジオやお出かけ転送を利用できたりと、従来のWalkmanの集大成というところでしょうか。

 

 

　続いてS760シリーズ。SシリーズはA860シリーズからS-Master MXを取っ払い、容量を32GBまでにし、液晶サイズを2.0型にしたという分かりやすい廉価版になります。Aシリーズ同様にBluetoothは使えますし、Bluetoothレシーバーがセットのモデルも、従来のようにスピーカーモデルもあります。

 

 

　さて、最後にZ1000シリーズ。こいつが今回の目玉でしょう。YouTube上で発表の生配信を行ったりしたのもこいつの存在があったからこそ。Z1000シリーズはAシリーズ同様64GBまでのラインアップで、Androidを搭載しています。スペックもnVidiaのTegra 2 1GHz、RAMが512MB、スピーカー付きなど、現行のスマートフォンと互角で張り合える程度のスペックは有しています。ただしカメラやワンセグ、おサイフケータイなどはもちろんありません。またAシリーズと違い、x-アプリからのポッドキャストに対応していなかったりもしますのでご注意を（もちろん、Android Marketでそういったアプリをダウンロードして、自分でポッドキャストを聴くもよいでしょう）。

 

 

 

　というわけで新Walkmanをさらっとご紹介しましたが、私はNW-A867のストア限定モデルを購入することにします。「Zシリーズじゃないの？」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、Zシリーズは「ハイブリッドオペレーション」がついていないので、私の使い方ではとてもメインに使えません。ポケットに突っ込んだまま曲の操作ができないというのは、個人的にはありえませんので。

 

　純粋に音楽を楽しみたいという方はA860を、という配慮もあるので、今回のラインアップは選択肢があっていいですね。こんなところでこの記事はおしまいにしたいと思います。

コメント 2

やはりXは実験機だったという結論になりそうですね。
Xの機能がAに載ったので、Xの後続は出ないという結論に達しそうです。

これからの主役はZにシフトするのかな？って感じを受けますね。
iPodの真似じゃなくて、独自の考え方で製品を作って欲しいものです。

ところで、まだPCからMP3ファイルのD&Dには対応してないんですかね？
by arkstar (2011-09-13 17:07) 

ついにSONYでも高級イヤホンでよく使われている
BA(バランスドアマチュア）のイヤホンが発売される
そうですね。
しかも廉価(1万前後)に多い1基.2基だけでなく
高級機(3万以上)に多い3基さらにはほとんど
製造していない4基(カスタムイヤー(自分の耳に
合わせてオーダーメイド)にはある）や世界初の
ノイズキャンセリングタイプもあるというのだから
驚きです。
いずれどれか買いたいです。

by ぷちこ (2011-09-20 21:35)