RCA-XLR:SaLP
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RCA-XLR [Audio機器]

HIROさんが再び、こんなものを送ってくれました。

RCA-XLR変換プラグです!

RCAジャック部の方は金メッキ加工です。HIROさん、重ね重ねありがとうございます。

 

先日は据え置きCDT(CDトランスポーター)&DAC(D/Aコンバータ)でHX-3を駆動することが出来ませんでしたが、これでこの組み合わせが出来るようになります。

 

CDP-R1a⇔DAS-R1a⇔HX-3という感じですね。

CDP-R1a・DAS-R1a間はTWIN LINK(この機器専用の転送ケーブル・規格)で、DAS-R1a・HX-3間はRCA-RCAケーブルに先ほどのRCA-XLR変換プラグを経由することによってできるRCA-XLRケーブルで接続します。

もとがRCAケーブルなので、今回は擬似バランス接続と言うことになりますね。

 

ちなみに今回接続に使ったケーブルはこちらの2種類です。

MARK BOWRAND PRODUCTS 『Tarantura-Two』

 

audio-technica 『SUPER PCOCC AUDIO CABLE』

 

 

どちらも約20年前のケーブルです<フルイヨフルイヨー

初めの『Tarantura-Two』ケーブル、家のステレオの低音を担当しております。そして太いです。私の太い中指くらいの太さがあります。

製造元の『MARK BOWRAND PRODUCTS』については検索してもホームページがないこと、ヒット数が著しく少ないことから、現在は存在しない会社だと思います。

また、探してみましたが、スピーカーケーブルの情報はあってもRCAのこのケーブルの情報は全く出てきませんでした。

父は一本数十万したのだと言いますが、私は知りません。ソースがありませんから、きっぱりとは言えないのです。

 

 

つづいて『SUPER PCOCC AUDIO CABLE』。

こちらのケーブルは度重なる宮城県沖の地震で(オーディオ機器が動き、その動いた機器の重さに耐えきれず)死んでしまった純銀ケーブルの代わりに使用しているケーブルです。現在家のシステムのほとんどがこのケーブルです。

地震、全く困りますよ。地震のせいでAudio機器が壁に当たって少し穴が空きましたからね(^^;

 

そんなケーブルを使って、ポータブル(MZ-RH1⇔HX-3)と据え置き(CDP-R1a⇔DAS-R1a⇔HX-3)の聴き比べをしてみました。

 

初めはたいした差はないだろうと思っていました。

CDTもHi-MDの読み込みもデジタルなので、劣化はさしてないでしょうし、そう考えるとDACのみの精度でそんなに変わるのか?と考えていたからです。

それに、ポータブルでも悪い音ではないですし。

 

 

ですが据え置きを聴いてみると、明らかな違いがありました。まず、HX-3のボリュームつまみを同じ位置にしていても、据え置きの方が音が大きい!

そんなのどうでも良いだろとお思いでしょう?

 

でも、どうでも良くないんです!

音量が違うなら、ポータブルで再生している状態で音量を大きくすればすむ話でしょう?

 

ボリュームを上げてみました。据え置きと同じくらいの音量にしました。

 

 

 

 

 

音が違う!

 

 

気のせいか?気のせいじゃあないよなと、もう一度据え置きを聴いてみます。

 

先ほど音量を上げたので、うるさいです。

音量を下げました。ポータブルと同じくらい下げました。

 

 

 

やはり音が違う!!

 

 

聴き比べてみると、ポータブルの方は音がボワボワしている感じ。(言い過ぎですが)いわば曇りガラスです。

据え置きの方は、曲の余韻が残る、しかしそれでいて音がくっきりしているのです。

 

これは音量の問題では解決できない差でした。

解像度、立体感、音場感・・・全てにおいて据え置きの方が良い。低音はくっきり、高音は細くなく、それで図々しくもない。

 

どちらかというと低音の精度が上がったのかな、と思います。

初めてHX-3で聴いたときはその立体感に驚きはしましたが、低音についてはそこまでいいと思えなかったのです。低音だけの勝負ならMZ-RH1が勝っていたと思いますし。

ですが据え置きを繋ぐと、弱点とも言えるそのHX-3の低音が・・・無くなってしまいました。

 

ポータブルと据え置きで、ここまでの差が出るのかとは正直思いませんでした。

ブラインドでもいけるような気がします。

 

このCDTとDACは私が生まれたとき・・・正確には物心が付いたときには既にあった機器ですからね。そんな私から見て「当たり前のようにある」ともいえるものにそんな実力があるとは、とうてい思えないわけですよ(^^;;

CDTの方は(普通のCDP-R1aと比較して)改良してあるとはいえ、DACは市販と同じものですし。

それでも高級機器に変わりはないのですが、正直意外でした。

 

 

あと、はじめにケーブルは2本紹介しましたが、上の聴き比べを行ったのは『SUPER PCOCC AUDIO CABLE』の方です。

ケーブルの違い、『Tarantura-Two』は低音の締まりが良いような気がしましたが、気のせいのような気もするので何も言えませんm(_ _)m

 

 

ちなみにDAS-R1a、1989年ではSonyのハイエンドオーディオの最高峰だったDACですが、現在のDACに精度は遠く及ばないでしょう。

なので現在のDACを使った方がさらにいい音が・・・って、ヘッドホン鳴らすのにどれだけ金掛ければ(笑)


と言うわけで今日の感想。

 

 

オーディオって恐いなぁ!

 

仮にも数十万のCDPとDACでしょう?

お金掛かりすぎていると思いまして・・・・・・そんなわけで、以上です。

 


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コメント 6

たつを

ぐはっ!!
PCDPが壊れて据え置きCDPの需要が高まっている自分には、
この記事は刺激が強すぎる・・・
イイナーイイナー!!ハイエンドCDT&DACイイナー!!

って言うかHIROさん優しい!
美しき友情ここに有り!!趣味が合う友達はいいもんです。
by たつを (2007-03-21 01:42) 

Riever

>かつぽんさん、nice!ありがとうございます
by Riever (2007-03-21 13:41) 

Riever

>たつをさん、nice!、コメントありがとうございます
ハイエンドに変わりはないですが、DACについては昨今の方がかなり良いと思いますよ。
私はとりあえずSACDプレーヤーが欲しいです(^^;;

もうHIROさんには頭が上がりませんm(_ _)m
by Riever (2007-03-21 13:43) 

Riever

>Virgoさん、nice!ありがとうございます
by Riever (2007-03-21 22:56) 

YAS

検索から来ました。

MARK BOWRANDは、15年くらい前、海外で評価の高い有名ケーブルメーカーという架空の設定で、いくつかの店舗で超高額で販売されていたケーブルです。
by YAS (2007-11-23 18:47) 

Riever

>YASさん、はじめまして。コメントありがとうございます
この記事を書いた後にちょっと調べてみたことがあったのですが、そのようですね。
ただ私の耳では、(今回の実験で)MARK BOWLANDとPC-OCCケーブルの比較で、どちらも同じくらいの音質だったと思ったので気にしないことにしています(^^;
私は銀線の方が好きな音なので、いずれ銀だらけにするつもりなんですけど、銀嫌いの人が聴いたら耳が痛い音が細いってなる気がしますけどね(^^;;;
by Riever (2007-11-25 11:48) 

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