MDR-EX1000 Review No.2『音質編』:SaLP
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MDR-EX1000 Review No.2『音質編』 [Sony製品:Headphones]

 今日はMDR-EX1000の、2回目のレビュー。今回は言うまでもなく『音質編』です。昨日予告したとおり、音質はもちろん、ノイズアイソレーションイヤーピースの装着感、遮音性、音漏れなども今回書くつもりです。それではいきましょう。

 

 とりあえず・・・いつも通りあまり役に立たない仕様の方から。

  • 形式(形状):密閉ダイナミック型
  • ドライバーユニット:口径16mm、ドーム型(CCAW採用)
  • 最大入力:200mW
  • インピーダンス:32Ω(1kHz)
  • 音圧感度:108db/mW
  • 再生周波数帯域:3~30000Hz
  • コード長:約1.2m/0.6m、7N(99.99999%) OFCリッツ線
  • コードタイプ:Y字、コード着脱式
  • プラグ:金メッキL字ステレオミニプラグ(1.2m)、金メッキストレートステレオミニプラグ(0.6m)
  • 質量:約8g(コード含まず)

 

 仕様を見て一番気になる変更ポイントと言えば、今回はコードがY字になったことが一番でしょう。今までSony製のカナルヘッドホンは軒並みμ字だったので、今回Y字にしたというのは少し驚きです。

 これは次に書く「テクノロート」ハンガーの装着感から左右の重量バランスが崩れるのを防ぐという目的なのかなと感じますね。

 

 というわけで「テクノロート」の装着感ですが、装着する前、一番始めに耳の角度よりややきつめに型作りしておく→耳に本体をしっかりと差し込む→テクノロートの微調整をするというのが一番しっくり来る装着感になると思います。

 最初にきつめに型作りをしないと、テクノロートが耳にフィットせずに非常に不快な感じになること請け合いなので、これは最初にやっておく必要があると思います。本革ケースを使用すると型がケース内の固定具の形に直されてしまい、ケースを使う方は毎回やることになると思うのですぐ慣れるでしょうが、そうでない方は装着前の型作りに慣れるまでちょっと面倒になるかもしれません。

 

 しっかり装着すると、右向いたり左向いたりしてもテクノロート部分がほどよくコードのたるみや引っ張り具合を受け止めてくれるので、本体の装着感は何ら変わらずこれは好印象です。

 今までのMDR-EX700SLなどでは、(私は延長コードを常用していたこともあり)コードの重さで装着感がゆるんだり、コードを引っかけて耳から外れるなんてことも多々ありましたが、MDR-EX1000ではそういう心配はまずしなくて済みそうでいいですね。

 とはいえド田舎暮らしだと、大きくて耳から出るカナルイヤホンのコード部分を耳に引っかける人間なんて目立って仕方がない気はしますが(^^;;

 

 

 

 続いてまたまた新登場の「ノイズアイソレーションイヤーピース」。私は普段、(MDR-EX90SLからMDR-EX700SLまで)どんなカナルヘッドホンでもMLイヤーピースを装着していますが、このノイズアイソレーションイヤーピースはスポンジがくっついている分、径が多少太くなるのでしょう。

 そのためMサイズを使用してもちょっと大きくてしっかり装着出来ない、ということになったので、Sサイズを使用しました。

 

 使った感想としては、はっきり言えばあまり変わらないかなと思います。ただしタッチノイズが増した感じはあるので、その点では装着度合いが上がっているのでしょう。装着感があまり変わらない分、すんなりと移行出来るという強みはありそうですね。

 

 肝心の本体の遮音性ですが、MDR-EX700SLより低下しています。MDR-EX700SLの場合は本体ハウジングからも固定しているような部分もあったため、イヤーピースとテクノロートハンガーだけで留めているMDR-EX1000はやや密閉度が低くなります。

 とはいえMDR-EX90SLよりは十分に高く、(装着感は全然違うものの遮音性としては)MDR-EX500SLと似たような印象です。電車などでは多少きついかもしれませんが、その辺を歩いている時ではこれでも十分だと思います(あまり遮音性が高いと危険ということもありますので)。

 

 

 あとは音漏れですね。音漏れは、他に人がいればとてもやりやすいですが、今回は一人だったためとても苦労する羽目に・・・こんなことこんなこと(もちろん音も聴いています)をして相対比較ということになりました。それに機器ごとに感度が異なるので、だいたい同じくらいの音量になるように調整はした上での比較です。

 音漏れについては、音域によって指向性(音の直進性)が変わり、マイクの角度で漏れ具合が変わると思います。そのためこの方法ではその辺りまでしっかり計測は出来なさそうですが、あくまで目安ということで参考にしていただければと思います。

 音漏れの量的には、少ない順にEX700≦EX1000<EX500<<EX90というところです。MDR-EX700SLと漏れ方はそう大きく変わりませんが、高域が漏れやすい分耳に付くためMDR-EX1000の方が漏れると感じるでしょう。MDR-EX90SLは言うまでもなく、MDR-EX500SLよりも音漏れは少ないです。MDR-EX1000は小さいダクトが2箇所空いているだけのようなので、MDR-EX500SLより少ないのは納得ではありますね。

 

 また、感度はMDR-EX700SLと同じ108dB/mWながらインピーダンスが32Ωですから、NW-X1060やNW-A847を経由した時のホワイトノイズはかなり小さく、ほとんど気になりません。

 ホワイトノイズが多めのS-Master搭載Walkmanでも安心して使えるのはかなり便利ですね。かといって音量が取りにくいわけでもないですし、いい落としどころだと思います。

 

 

 

 と、こんなところで肝心の音質以外はだいたい終わりかな、と思いますので、ここからは本題の音質評価といきたいと思います。

 その前にいつもの決まり文句をどうぞ。


 音質レビューは私の主観100%で行っています。また、絶対的な特徴よりも他機種と比べた相対的な違いを主に書いていきます。耳の形や聞こえ方は人それぞれなので、このレビューを鵜呑みにして購入された方、違うじゃないかと文句は言わないでください。もちろん根拠のない文句ではなく、批判はどしどしコメントしていただいて構いません。

 プレーヤーはとくに指定がない場合NW-X1060を使い、イコライザ、アクティブノイズキャンセリング(デジタル)、クロストークノイズキャンセリング(クリアステレオ)、バーチャルサラウンド(VPT)などの人工的に手を加える類のものやヘッドホンの延長コードは、明示しない限り使用しておりません。

 それと、私が音質レビューをするときは必要に応じて、音の高さを「超低音」、「低音」、「中音」(中域)、「高音」、「超高音」の5つに分け、「超低音」と「低音」をまとめて「低域」、「高音」と「超高音」を「高域」、音全体を「音域」や「帯域」と表現します。


 

 

 では行きましょうか。一言で音質とは言っても音場はどうなの、とか分解能や解像度はどうなの、とか色々あるとは思いますが、とりあえずそういうのは置いておいて私の印象から行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音、良っ!!

 

 

 

 いやいや、当たり前のことを書いてすみません(^^;;

 今までのMDR-EX700SLまでとは明らかに一線を画した音に仕上がっています。もう聞こえなかった音がバンバン出てきます。ピアノのペダルを踏む音、埋もれていた息継ぎの音、生演奏から打ち込みまでなんでもアリです。これでもか、ってくらい聞こえてきます。

 しかも音がキレイ!管楽器とかフルートとか良いじゃないですか。高域メインのエレクトロニカなんかも実にいいです。

 

 実売4万5万ともなると格が違うものですね。もう下位機種を使う機会は無いんじゃないかと思います、はい。

 

 

 さて、大方マンセーしたところで(笑)、分析的に行きましょうか。

 私が個人的に期待していたのはMDR-EX90SLと同じ程度の音場の広さがあるか、ということだったので、MDR-EX1000が発表されてからはずっとMDR-EX90SL(ただしイヤーピースはハイブリッドのML)を常用して慣れておきました。

 結論から言うと、横(いわゆる音場)の広がりというのはMDR-EX90SLより劣りますが、縦の(周波数的)広がりというのが突出していたため全く問題なく移行出来そう、という印象ですね。

 

 高域の伸びが非常に自然な上、解像度的にも優れているため高域がウリの曲は何でもマッチしてくれます。

 一つ一つの音の聴き分けを意識せずとも容易に分かるような音で、ここが一番従来機との違いだと思います。ただし、このため(音源からプレーヤーまで全て含めた)上流の悪さも如実に表現してくるので、プレーヤーやビットレートなんかも気にする必要があるでしょう。

 ソースから音割れを起こしているような曲はそういった面すらも出してきてしまうので、ちょっと注意が必要かもしれません。

 

 ただしこの高域、多少クセというかピークが、MDR-EX700SLでボーカルが刺さるようなあの帯域辺り(4~6kHzくらいなんですかね)にある感じを受けます。サ行およびタ行の「し」、「ち」の音だけはとてつもなく刺さります。「さ」「す」「せ」「そ」や「た」「つ」「て」「と」は割と安定しているのですが、「し」と「ち」は買ったばかりのMDR-EX700SLを凌駕するほどです。

 一日経った今日になって割と落ち着いてきているので、しばらく流し続けていればマイルドになるのかもしれませんが、購入された方は覚悟しておいた方が良いかもしれません。

 

 

 MDR-EX1000は高域の印象がとても大きいですが、もちろん中域や低域も、高域譲りの音の分離感があります。色々な音が一度に出ても、簡単に一つ一つの音が分かって良いですね。

 ただし中域以下は妙に籠もります。高域の抜けがよすぎるから、というのは分かるのですが、音が低くなるにつれてモコモコし出すのはとても気になるところです。

 絶対量としては多少籠もるという程度で、当然MDR-EX700SLよりは良いのですが、これだけはどうしても気になるのが数少ない難点でしょう。

 

 中域以下も解像度的にはMDR-EX700SLと同等それ以上のレベルは持っているので、音は悪くありません。下位機種を持っている方にはおすすめ出来ます。ただし高音寄りのフラット~微ドンシャリという傾向のために、MDR-EX700SLが最高だ!と思う方にはちょっとおすすめしかねます。

 

 

 

 さて、音質の評価はこんなところでしょうか。だいたい書きたいことは書いたかなと思います。向いているジャンルは、とか言われるとこれ!とは言えないので困りますが、高域が綺麗な曲はほぼ間違いなく何でも合うので、そういう曲は良いですね。

 逆に向かないジャンルですが、元のレベルが高いので何が向かないということは無いと思います。ただし籠もり気味のソースは良くないですね。

 

 遮音性は危険がない程度、音もそう漏れるものでもなく、伸びやかな高域と全体の分離感。バランスが非常に良いので、これ一本で済ませたい!というカナル型が欲しいのであれば自信を持って勧められます。

 

 

 今回は個人的にベストバイでした。カナル型で出せる限界にかなり近づいてきていると思うので、そろそろオーバーヘッドを買う時期にさしかかっているのかもしれません(笑)

 あ、でもこの籠もり感だけはなんとかして、3年でも5年でもいいのでブラッシュアップしたのを出してくれると・・・買いますねまた(爆)

 

 

 それでは、こんなところでMDR-EX1000の音質レビューをおしまいにしたいと思います。

 

 

 

-MDR-EX1000のレビュー一覧-


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kfukm

待ってました!!レビューお疲れ様です。
しかし、連日のレビュー凄いですね疲れは溜まっていませんか?
一つReiverさんから是非伝授させて頂きたいものがありますが、資金調達の極意を教えていただきたいです。
大学生という貧しい生活を送っている者が、どうやったらポンポンとヘッドホンやウォークマンを変えるのでしょうか?
食抜きとかしてるんですか?親からの仕送りとバイトだけでは厳しいですよね?
格安自炊メニューとか有ればメモるので教えてください♪
僕は今のところスパゲティーが食費ケチる時の定番メニューです。

by kfukm (2010-10-24 15:01) 

SKYLINE

レビュー楽しみにしてました^^

やはりEX600とは比較にならないぐらいいいみたいですね。
自分はEX600を購入したんですが、こういうレビューを読ませていただくともう2万だしてEX1000買ってもよかったかな?なんて思ってしまいます(笑)

余談ですが、一部EX90と比較されてる部分もありますが、EX90ってEX1000と比較されちゃうぐらい音がいいんですか?
今更ですが中古で買う予定なんで少し楽しみです♪
by SKYLINE (2010-10-24 15:53) 

kfkum

プロダクトインフォメーションんですが、取扱説明書ダウンロードでごく普通に閲覧できました。
Z1000にもプロダクトインフォメーションつけばいいのになぁ。
by kfkum (2010-10-24 21:49) 

えむ

初めまして。
いつもブログを見に来ていたのですが初書き込みになります。

ジャンルの相性について触れられていましたが、
日本の現代ロックやポップスやゲームミュージック等の
いわゆるエフェクターを使った音や電子音のような音は良く聴こえるのでしょうか?

以前、STAX SR-007Aで手持ちのCD(B'z等)を聞いたのですが、
あまりにも解像度が高いせいか音の粗ばかりが目立ち
とても音楽を楽しむことができませんでした。

エレキギター等の音をいじってある楽器は
ノイズの粗が目立ち潤いがなく乾いた音になっていました。

逆にクラシック等の生楽器の音はとても綺麗に聴こえました。

このような体験から解像度があまりにも高い機種は敬遠しています。
今回のEX1000は解像度がかなり高いようなので、
この点がすごく気になっています。

主観でかまいませんのでできれば教えてください。
また、もしビクターのイヤホンFX700を聴かれたことがありましたら、
比較した感想も教えていただければと思います。

宜しくお願いします。
by えむ (2010-10-25 04:12) 

Riever

>kfukmさん、コメントありがとうございます
レビューについては、EX1000は違いが分かりやすかったのでそう大変ではなかったですね。
これが違いの分からないものだと相当疲れるのですが、EX1000は別格と言っていいレベルだったので、すんなり違いも分かりました。

資金についてですが、私はあまりバイトをしていないのでほぼ奨学金頼りです(笑)
バイトと言えば休みの時に短気のきついのをどかっと入れたりするくらいで、学期内の時はごくわずかしか入れていません。
あと、私は仕送りなんてものもないので、想定外の出費が出そうなときはバイト、そうでないとき(使っても大丈夫だと判断出来るとき)は奨学金が主ということになります。
食費は出来る限り削っていますので、我慢出来ない(たんぱく質不足が割とありがちになるのか、とても肉が食べたくなるときがあり、その)ときでも1万/月、我慢出来るときはその半分といったところです。

パスタはとても安くできるので私も常用しています。他に作るとしたら、カレーやシチュー系ですかね。あとポトフなんかも作りますので、スープものもやや多いですかね。
by Riever (2010-10-27 17:08) 

Riever

>SKYLINEさん、nice!、コメントありがとうございます
ありがとうございます。

EX600は、仮にもEX700より型番がしたですし、ユニットも多層ダイヤフラムと変わらないようなので買わないことにしました。
それなのでEX700との比較しかできませんが、仮にEX700とEX600が同等の音だとしてもEX1000とは遠く及びません。
高級ヘッドホン系はすぐに生産終了とはならないのが常ですから(割と原始的なデバイスという面もありますので)、気が向いたら購入される価値はあると思いますよ。

EX90については、当時は実売9,980円程度で売られていましたが、15,000円くらいでも全く問題ないくらいのレベルはあったように思います。
加えて、音漏れが非常に大きいというデメリットはあるのですが、そのデメリットのせいか、逆に市場にEX90と同じような音の鳴り方をする製品がほとんどないという点もあるでしょう。

単純な音の広さ(音場)でいうと、EX1000ですらEX90には劣ります。ただ、そのほかの部分でEX1000は圧倒しているので、それをどう取るかですかね。
国語数学理科社会英語で、英語が95点、他が70点というのと、全教科90点のどちらが良いか、というのは分野(人)によるでしょうから、自分が何を重視するかというのが分かっていれば自ずと答えは出るんじゃないかなと思います。

それと一つ大事なことを書いておきますが、EX90については新品中古問わず、いわゆる偽物が多々出回っています。
パッケージや付属の本革ケース、ミニプラグ部分の絶縁の帯の色などいくつかチェックポイントがあるので、偽物を入手しないようにだけはお気をつけください。
by Riever (2010-10-27 17:25) 

Riever

>kfkumさん、連続コメントありがとうございます
プロダクトインフォメーション、DL版の取扱説明書と一緒に付いていましたか(^^;;
うーん、載せない方が購入ポイントとしてちょっと嬉しかったりするのにちょっと残念・・・とはいえ、これは買ったから言えるのかもしれませんね(^^;;;
by Riever (2010-10-27 17:27) 

Riever

>えむさん、はじめまして。初コメントありがとうございます
ジャンルの相性ですが、例えばポップスといった括りだったとしてもその中には色々な曲があるので、一概には全く言えません。
ジャンルとしてではなく、楽器などのソースでないと括れないヘッドホンに出会ったのは初めてなので、この辺りはなかなか表現しづらいのですが・・・
打ち込み音ということなら割と良く聞こえるものが多いですが、ソースの善し悪しで全く変わってくるので、悪いものだとちょっと不快だったりすることはあります。
電子音については全く問題ありません。ゲームミュージックでいうとほぼ問題ないです。SFC世代辺りだと(ソースにより)ごくごく一部微妙な面もありますが、それ以前(FCなど)や以後(PSなど)は良く聞こえます。PS2以降はPCMの生データをそのまま入れられるものもありますし、シンセものでも大概大丈夫ですね。

コンデンサ型は聞いたことがないので全くアドバイスが出来ないのですが、EX1000での粗は多少目立つことがある、という程度かなと思います。

EX1000の音でちょっとな、と思うのは若干籠もるような面があること、単純に高域の量で耳が痛くなるものがままあることの2点だけなので、解像度の高さで(粗を出すほど)きつくなるといったことはまず無いです。
その辺りの心配はされなくて大丈夫だと思います。

FX700は(低域が特徴的なようなので)ちょっと買おうかなと思ったこともありましたが、残念ながら聴いたことはありません。
なので申し訳ないですが、比較出来ませんのでご了承願います。
by Riever (2010-10-27 18:04) 

SKYLINE

EX90の件、ご忠告ありがとうございました
信用できる店で買いましたし、見た感じ本物だと思います^^

かつぽんさんやRieverさんを参考にはじめはハイブリッドイヤーピースをつけていたんですが(装着感もいいですし)どうしても篭って聞こえてしまうようで元のに戻すと気にならなくなりました
Rieverさんはそのようなことはないのですか?

EX1000ですがお金に余裕ができ、値段も結構下がれば購入するつもりです(^_^)
by SKYLINE (2010-10-27 20:04) 

Riever

>SKYLINEさん、連続コメントありがとうございます
EX90は、本体のプラグの絶縁帯が緑色であれば、まず大丈夫だと思います。

EX90にハイブリッドイヤーピースをつけると、確かに抜けが悪くなり籠もり気味になります。
ただ、私の場合はそれでも解像度の方が明確に変わったので、ハイブリッドを使っているというわけです。
こればかりは耳の形によるので、自分で最適なものを選んでいくのが良いと思います。ベストマッチだと思えるものに巡り会うまで多少時間は掛かるかもしれませんが、イヤーピースは音が大きく変わるパーツですから。
by Riever (2010-10-27 20:10) 

えむ

詳しい内容でとても分かりやすかったです。
(特にゲーム音源の項目が)
ありがとうございました。

気になる点も踏まえて問題がなさそうなので、
購入してみます。



by えむ (2010-10-28 00:36) 

Riever

>えむさん、連続コメントありがとうございます
コンデンサ型やFX700と比較出来ず申し訳ありませんが、参考になったようで何よりです。
音もそうですが、全体的な作りでも満足されると思います。
by Riever (2010-10-28 21:32) 

Riever

>kanchinさん、kazさん、はまちゃんさん、Chrisさん、k-gmさん、かつぽんさん、dnaさん、telさん、セラミックさん、nice!ありがとうございます
by Riever (2010-11-01 17:01) 

gkrsnama

今、野外の主力で使用しているER-4sと好対照だと思います。

耳たぶの高音増強効果を機材側で補い実質完全フラットを実現するER-4s、聴感上のフラットを実現するex1000。特に低音のレンジや全域の切れ・解像度など、絶対的な能力はERの方が上だと思いますが、音の好ましさではソニーが圧倒しています。ERはフラットといってもやっぱりハイ上がりに聞こえる。だれもマイク位置の音なんかききたくないんです。ソニーをきいていて、これぞS席の音というのがきこえてきて、何度も驚きました。

ただ、低音はERが圧倒していますね。これを超える発音体は巨大ホーンを含め聞いたことがありません。ソニーは100hzあたりがだぶついた感じがします。30hz以下の超低音域はERの方がきちんと出ています。

やはり両方ともコンデンサ型SR007やダイナミック型HD800ヘッドホンには解像度・繊細感・透明感でわずかに勝てません。あともう一歩あればと思ってしまうんですが。(他のヘッドホンとはどうでしょうねえ。持ってませんので不明ですが。)

もちろんソニーも極上で、たしかにない物ねだりではあります。

音場感は、小ぶりになるけれどER同様に上々。でもやっぱりホールで聴いたスケール感が再生できるヘッドホンには負けます(とはいっても比較のヘッドホンは両方とも、音場再生では並ぶものがないと評されている機種ですので…)

by gkrsnama (2012-04-01 13:20) 

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