「UNLHA32.DLL」、「UNARJ32.DLL」、「LHMelt」の開発中止:SaLP
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「UNLHA32.DLL」、「UNARJ32.DLL」、「LHMelt」の開発中止 [About PC]

 impress 窓の杜のこのページによると、アーカイバの"UNLHA32.DLL", "UNARJ32.DLL"、そして圧縮/解凍ソフトの「LHMelt」が開発停止になったようです。

 理由はセキュリティ面で、該当するアーカイブファイルのヘッダを細工するとウイルス対策ソフトが検査対象にしないためということです。悪質なファイルが含まれるアーカイブはウイルス対策ソフトがスルーする脆弱性があるということが原因のようですね。

 

 私は(最近こそzipなどが多くなりましたが)少し前まではlzh形式をよく使っていましたし、arj形式も使う機会がなかったとは言えず、どちらのアーカイバもPCに入っているのでさみしいものです。

 特に今回は作者が声を上げていたにも関わらずずっと放置されているということで、いっそう悔しいでしょうね。lzhなんかは結構普及していたと思うので、そういった状況で放置というのは色々思うところもありますが・・・

 

 

 今後は不具合修正のみを行うと言うことですが、一定のセキュリティを要する使用者(企業・団体)では特に利用しないことを推奨しています。これらの形式はなるべく使わない方がよさそうです。

 

 まあ解凍すれば対策ソフトで検疫対象にはなるといえばなりますが、アーカイブのまま検疫が出来ないというのは不便ではありますし、そもそも対策ソフトが入っていなければ実行してしまう恐れも十分ありますからねえ・・・

 思い入れがあるので結構悲しかったりします。


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コメント 4

Riever

>えーちゃんaaaさん、はじめまして。初nice!ありがとうございます

by Riever (2010-06-12 01:02) 

Riever

>Virgoさん、Chrisさん、nice!ありがとうございます
by Riever (2010-06-12 01:02) 

ぷちこ

私は動画などの解凍ソフトとして+Lacaを使っていますがセキュリティは大丈夫
でしょうか?


by ぷちこ (2010-06-23 02:09) 

Riever

>ぷちこさん、コメントありがとうございます
+Lhacaについてですが、ファイルの圧縮に関しては独自形式とUNLHA32.DLLおよびを使用した形式があるようです。
肝心のファイルの解凍については、UNLHA32.DLLのみを使用しているのではないかと思いますが、作者さんに問い合わせたことがないので分かりません。
+LhacaのDLLを含まないバージョンに"ArchIt"というソフトがあるのですが、こちらは外部DLLとしてUNLHA32.DLLおよびUNARJ32.DLLを利用しています。
そのためArchItは同様の脆弱性が存在すると思いますが、+Lhacaの方はちょっと分かりません。

なので私からは「LZH/ARJファイルを開かないようにする」としか言えないところです。
by Riever (2010-06-23 21:22) 

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