MDR-EX310SL Review No.1『開梱編』(Ver.1.1):SaLP
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MDR-EX310SL Review No.1『開梱編』(Ver.1.1) [Sony製品:Headphones]

 開梱編は、とりあえず下位のMDR-EX310SLから始めるとします。それではMDR-EX310SLの開梱レビュー、行ってみましょう。

 

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 まずはパッケージ。MDR-EX1000とは比べるべくも無いですが、ずいぶん質素なパッケージです。MDR-EX510SLより一回り小さいですね。

 

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 こちらは裏面。ノイズアイソレーションイヤーピースの説明が書いてあります。

 

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 こちらは側面。下の方の画像をご覧いただければ分かると思いますが、今回から通常のハイブリッドイヤーピースがSS・S・M・Lの4種類、そしてノイズアイソレーションイヤーピースのS・M・Lの3種類で、合計7種類ものイヤーピースが付属することになります。

 実売5,000円ほどのモデルでここまで付属物に力を入れているのはすごいですね。Sonyのサービスセンターから取り寄せると通常のイヤーピースは200円/個、ノイズアイソレーションイヤーピースは300円/個かかりますから、それだけで2,500円ほどになります。

 もちろん製造原価はもっと安いでしょうが、どのイヤーピースが会うか分からない方にとってちょっと頑張って購入してみるモデルとしては十分でしょう。

 

MDR-EX310SL_004.JPG
 こちらは側面。言わずもがな買ったのはブルーです。なお、右下に印刷されているように、MDR-EX310SLはMade in Thailandということでタイ製です。これは最近のSonyの例に漏れずですね。

 

 続いて内容物を行きましょうか。

MDR-EX310SL_005.JPG
 説明書があったり保証書があったりはいつもと同じですが、イヤーピースの入った袋は通常のものとハイブリッドのものが分かれて入っています。それぞれの袋に、コードアジャスターと延長コードが入っている形です。

 延長コードについてはMDR-EX500SL/MDR-EX300SLに付属のものと全く同じ、プラスチック調のものです。MDR-EX90SL世代の金メッキが見えるようなジャックの方が好きだったんですが、まあこの辺は仕方がないですかね。

 

 それとポーチですが、今までと違い真っ黒いものになっています。このポーチ、割と手触りがさらさらしていて、MDR-EX300SLについていたものとは別物ですね。

 それに、MDR-EX300SLの頃にあった欠点もちゃんと改善されています。

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 欠点というのはこれですね。MDR-EX300SLのもの(左)は閉じても閉じても勝手に開いてしまうとても困ったちゃんなポーチでした。これがちゃんと改善され、MDR-EX310SLのもの(右)では写真のように、ちゃんと閉まるようになっています。

 

 後は本体です。本体はなかなかピントが合わずに微妙な写真になってしまいましたがすみません(^^;;
 これが限界なんです(^^;;;

MDR-EX310SL_007.JPG
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 写真で見るといい具合な青に見えますが、実物はもっと暗い青ですね。かといって群青色というわけでもなく、ちょっと妖しい青色という感じです。

 個人的には前のようなバイオレットの方がよかったかなと思いますが、あれだとちょっときつすぎるからですかね(^^;;

 

 それともう一つ、今回から大きな変更点があります。これはMDR-EX510SLにも言えることなのですが、本体コードのL・R分岐点の形状が今回から変わっています。

MDR-EX310SL_009.JPG
 この画像をご覧いただければすぐに分かると思いますが、今まで長らく続いてきた、いわゆる「μ字型」の形状から「Y字型」のように変わっています。

 とはいえユニット部のコードのうちR側が長いため、変則的なY字という形になるでしょうか。今まで通りR側は首の後ろに巻きつつ、R側のコードの結合部分に負担が掛からないような改良が施されています。

 今までずっとずっと、MDR-E888SPですらその形だったのでそれこそ10年以上でしょうか、いわゆるμ字の形を取り続けていたので、これだけは絶対に止めないポリシーのようなものだと思っていたのですが、どうやらそういう事ではなかったようです(笑)

 Sony製のイヤホンを購入される方で壊す方の、おそらく99%がこの部分の断線によって片側から音が出なくなるんじゃないかなと思いますし、実際私も何度も経験している部分の断線なので、このリスクが多少でも減るような改良は非常に素晴らしいですね。

 MDR-EX1000やMDR-EX600は着脱型ですし、ポリシーを捨てるときは早いというのはSonyらしいところのような気もしますが、ともかくここは素晴らしいです。

 

 

 さて、開梱編はこんなところでしょうか。次はMDR-EX510SLの開梱編と行きたいと思いますので、MDR-EX310SLの音質編をお待ちの方はしばしお待ちください。

 このクラスの音質レビュー、一度MDR-EX300SLで、ぶっ続けで9時間も集中して聴いて書く作業をしたという、とても痛い目を見ている価格帯でちょっとトラウマ気味なので、MDR-EX310SLでも時間が掛かるかもしれないと言うことで、MDR-EX510SLの開梱編でお茶濁ししてください(汗)

 

 こんなところでMDR-EX310SLの『開梱編』は、ここでおしまいです。

 

 

 

-MDR-EX310SLのレビュー一覧-

 

追記:タイトルの誤植を修正しました(Ver.1.1)


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かつぽん

自分はμ字形が好きだったマイノリティなんでね(ToT)
by かつぽん (2010-11-05 14:00) 

Riever

>かつぽんさん、nice!、コメントありがとうございます
かつぽんさんはμ字が好きでしたか・・・
EX1000からEX310まで、上から下まで一気になくなってしまいましたね。

動くときは早いです(^^;;
by Riever (2010-11-06 01:48) 

伊万里姫☆

U型はもう作らないのかなぁ?
1986年に初めて買ったソニー製のヘッドホンがこの形式の奴だったから、なくなるのは寂しいねぇ。
利便性はともかくも、脱着式コードは音には良くないので、最上位の機種に採用されたのは意外です。

by 伊万里姫☆ (2010-11-06 14:20) 

Riever

>伊万里姫☆さん、はじめまして。初コメントありがとうございます
従来型の形式のコードは・・・多分無くなるんじゃないですかね。
あと、今回のコード形式、(EX310はともかく)EX510の場合は多少ケースにしまうのが面倒になってしまってはいます。ケース形状にもう少し気を遣って欲しいところですね。

コードについては、脱着するよりも延長する方が音質に悪影響が出ること(日本向けは一応ショートケーブルしか取り扱っていないので)、海外高級機種の多くもその方式であることを鑑みてでしょうね。
それほど今回の高級機に自信があったのかな、と思っています。
by Riever (2010-11-09 15:19) 

Riever

>dnaさん、SKYLINEさん、kanchinさん、telさん、nice!ありがとうございます
by Riever (2010-11-09 21:15) 

Virgo

μ字じゃないと59Z仕様に変更出来ないんですよね。
上の方の見る目を疑いますねぇ。
ちなみにこの分岐で断線した事ないですが、何か(笑)
by Virgo (2010-11-09 21:50) 

Riever

>Virgoさん、nice!、コメントありがとうございます
Virgoさんは不評ですか。(私は意外だったのですが)割と今までの形式がよかった方というのもいるようですね。

分岐部で断線したことがないというのは意外です。大事にケースに入れて使ってきたEX90ですら、ひとつ死にかかってるんですよ、私orz
by Riever (2010-11-11 00:10) 

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